員紹介

Interview

2026.08.03

設計

挑戦心が技術の幅を広げ、成長への原動力となる

#05 栃木工場開発設計部栃木工場開発設計課 定家さん

勤務
栃木工場

所属
EMS事業本部
栃木工場開発設計部栃木工場開発設計課
部長

経歴
1993年 ネットワークインテグレーターへ入社(システムバス製品の開発、サポートを担当)
1995年 ネットワーク機器開発業務
1998年 VOIPゲートウェイ製品の開発
2003年 株式会社トライタームへ入社(半導体製造装置・医療機器等の開発業務)
2023年 マグトロニクスへ移籍入社(回路設計・ソフトウェア設計業務)
現在 設計開発・試作・製品化を含む電子機器の総合設計に従事

設計の本質を信じ、踏み出した新しい領域

私のキャリアは、ネットワーク機器の製品サポートから始まりました。VOIP製品の開発や新規事業の立ち上げなど、常に新しい領域に挑戦しながら経験を積んできました。
その後、取引先であった株式会社トライターム(現マグトロニクス)から声をかけていただき、半導体製造装置の開発に携わることになりました。トライターム(現マグトロニクス)にとっても、半導体製造装置開発からの請負は、未経験の領域でした。

「ネットワーク機器以外の分野にも挑戦したい」という思いや「アプリケーションが変わっても設計の本質は変わらない」という考えを支えに、新しい領域へ踏み出しました。そして事業統合を機にマグトロニクスへ移籍し、現在に至ります。

多領域の経験が形づくった「設計で品質をつくる」という信念

現在は、基板設計を中心に、設計開発・試作製作・製品化、システム設計、回路設計、ソフトウェア設計、機構設計をトータルで担当しています。

開発設計課の責務は、最終製品に具現化することです。お客様から提示される要求仕様をもとに、まずはシステム構成を考え、詳細設計へ落とし込んでいきます。そして、基板設計、ソフトウェア開発、筐体の検討など、さまざまな検討を重ねます。製品の特性に応じて必要な技術領域が変わるため、常に新しい知識を吸収しながら進めることが求められます。これまでにも、さまざまな設計業務に携わってきました。

前職では、医療機器の設計に関わった経験があります。プラスチックのモールド成形など初めて触れる工程も多く、産業機器とは考え方が大きく異なる部分がありました。医療機器は「一度リリースしたら触れない」という世界で、設計段階で品質をつくり込むことが何より重要だということを学びました。

印象深い経験では、自動車メーカーの次世代開発案件を担当したことです。車のサスペンション制御用の治具をつくるという、基礎実験に近い領域の仕事で、これまでの経験とはまったく異なる分野でした。装置も配線も回路も使う部品もすべて別物で、求められるスペックも非常に厳しく、試作段階では予期せぬ不具合で部品が破損することもありましたが、試行錯誤を重ねて形にしていきました。

異なる分野に挑む難しさと面白さ。その両方を味わいながら設計経験を積み重ねてきた中で強く感じたのは、設計とは最終製品の品質に直結するということです。
大きな設計ミスは製品の作り直しにつながるため、「設計で品質をつくり込む」という姿勢を常に意識し、致命的な問題を避けるためにも、試作による検証を重ねながらリスクを排除して進めることを大切にしています。

20年の設計経験を礎に、枠を越えて挑戦し続ける設計者へ

半導体製造装置関連の設計には、20年近く携わってきました。露光装置は2~3年に一度マイナーチェンジがあり、そのたびに新規ユニットの設計を行います。基板設計も毎回見直しが必要で、改良を重ねながら作り直します。机の上に歴代の基板が並んでいくのを見ると、自分が積み重ねてきた仕事の軌跡が形になっているようで、嬉しさを感じます。改良を続けてきたことが、私の設計者としての経験を大きく育ててくれました。

その一方で、これまで培ってきた経験を活かしながら新しい分野にも挑戦していきたいという思いもあります。今までの枠にとらわれない新しい技術や製品づくりは大きな魅力がありますし、携わるなら特定の領域に限定されるのではなく、開発をトータルで担いたいと考えています。設計の実務から外部リソースを活用したハンドリングまで、これまで通り幅広く担いながら、新しい挑戦を通じて自分自身も成長し続けたいと思っています。

チームで価値を生み出す文化を武器に、成長し続ける開発チームへ

マグトロニクスでは、開発設計部の部長を務めており、メンバーが成長できる環境を整えていくことも私の役割だと考えています。「一緒に経験しながら成長していく」ことを大切に、任せられる人には積極的に業務を任せ、経験が浅いメンバーには寄り添いながら業務を進めるようにしています。

開発業務は新しいことの連続であり、自ら調べ、考え、変化に対応できる姿勢が任せる基準になります。そうした姿勢を持つメンバーが増えるほど、チームの力は強くなると思います。

マグトロニクスには、顧客志向と技術提案力を重視する社風があります。お客様の要望に対して設計部門だけで完結させるのではなく、製造や品質部門も含めて最適解を追求していく。そのプロセスの中に、マグトロニクスらしさが表れていると感じます。

また、設計から製造まで一貫して対応できる強みを活かし、顧客満足を第一に考えながら現場を大切にしてチームで価値を生み出す文化が根付いている。この一体感も、マグトロニクスの魅力だと思います。

最近、仕事で笑顔(スマイル)になった出来事は、1年以上ぶりに開発設計部に新しいメンバーが加わったこと。一緒に挑戦し、共に成長していけるメンバーが増えたのは、本当に心強いです

ある日のスケジュール
 8:30 始業
 9:00 メールチェック
10:00 朝礼
10:10 回路設計
12:15 ランチ
13:00  お客様との打合せ
14:00  回路設計
17:00 メールチェック
19:00 終業

【一問一答】わたしの最適解
ー 好きな言葉は?
雲外蒼天

ー こだわりのビジネスアイテムは?
資料作成や図面確認が多いため、PC環境やモニターにはこだわっています

ー 休日の過ごし方は?
観る将。気づけば1日中対局観戦を楽しんでいます

※掲載内容は、2026年6月取材当時のものです。

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